2025年 7月4日練習

練習日記

この日も佐藤先生の熱のこもったご指導がありました。

以下に指導のポイントをいくつか記録しておきます。

ハーモニーについて

・第1音、第3音、第5音からなるⅠの和音の場合、音量のバランスは、第1音>第5音>第3音が基本となる。つまり第3音は3つの中では一番音量としては小さい。

・しかし、カルミナではソプラノに第3音が来ることが多く、高音でメロディーなので、音量を抑える必要はない。その代わり、第1音や第5音の他パートがしっかり鳴らすことが重要。そうすることにより、ハモリやすくなる。

基本的に、常に第1音を担当するパートが大切。他のパートは第1音を歌っているパートを意識すること。

『カルミナ・ブラーナ』24番

・115ページ1小節目 Ave formosissima の3つ目の和音(forの部分)は、アルトが第1音なので、他のパートはそれを意識する。

・116ページ2小節目 ave decus virginum バスとアルトにある ドードーラーシードーシドー が第1音の移り変わり。もし、バランス的に苦しければ、ソプラノから何人か、アルトに回ると良い。こういう、細かい部分練習を何回も行うことが大切。

『カルミナ・ブラーナ』25番

・冒頭の和音 レとミがぶつかっていることを強く意識する。そのぶつかりが苦しみを表現している。

・テヌート&スタッカートはあまり長すぎずに歌う。長すぎると緊張感が薄れる。

基礎練習の大切さを再認識しました。

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