この日は佐藤先生の指導日でした。
皆さん、自主練習の効果が出てきて、熱のこもった歌声が響いていました。
以下に、指導のポイントをいくつか記録しておきます。
カデンツァの練習
・和声の中で、どのパートが主音であるのかを意識する。
・第5音のパートは、少し明るく、高めに音程を取ると良い。
・上手な合唱団は、ブレスの仕方やタイミングを全員で揃えることができる。
・カルミナでもそうだが、リズム、アーティキュレーションの意識を高めると、単純な音楽の中にも表情が生まれてくる。
『カルミナ・ブラーナ 18番』
・93ページ上の段・・・テノールの主旋律をもっと出すこと。
・93ページ下の段・・・アクセントとスタッカートが組み合わされているリズムを明確に。身体の中にそのリズムを浸み込ませておくと良い。
・「niet」は否定する言葉なので、明確に。
・94ページ下の段・・・119小節目から少しずつ速くしていく。
『カルミナ・ブラーナ 20番』
・97ページ 上の段 男声の入りを明確に。直前のブレスを八分音符単位で、素早く。
・全体的に語尾のsははっきり発音すること。(例:faciasのsなど)
・nazazaのnと言う子音はモヤっとしてしまいがちなので、スピード感を持って発音する。
・99ページ CoroⅠ faciesの二分音符はあまり伸ばしすぎないで、Coro Ⅱのnazazaが聞こえるようにしてあげること。
・103ページ CoroⅠ Glorior!の部分は、スラーを無しにして、一つ一つの音符を良い直すように歌う。Glo-o-o-ri-o-rみたいに。そうすることにより、Coro Ⅱの動きがはっきり聞こえるようになる。
以上です。来週も張り切って歌いましょう!